1967-12-20 第57回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
やはり金というものは大事だということで何とか産金事業に助成しようという考えだろうと思いますが、これに対してあなたのほうは賛成なんですか、反対なんですか。
やはり金というものは大事だということで何とか産金事業に助成しようという考えだろうと思いますが、これに対してあなたのほうは賛成なんですか、反対なんですか。
そういうようなことをいたしますとともに、また産金事業だけではなかなか収支が償いませんので、金銀の生産をするかたわら、合理化をした余力でもっていろいろな副業をやっておる。
もとよりこの産金事業については、年々政府から巨額の補助金が出されておりまして、この法律の改正によつて産金事業が一つの自由企業に移されたといたしましても、これは政府から巨額の補助金が出されておる事柄と関連いたして、その行政指導——政府の発言権あるいは価格形成に対するいろいろな事柄というものは、これはただ単に自由になつたから彼らが自由に価格をきめ得るという事柄ではないのでありまして、当然通産次官が政府の
現在の闇価格或いは将来自由価格として生ずるであろうところの価格を以てしては、現在の日本国内の産金事業は到底ペイしないのでありまして、ひどいところによりますと、一グラム八百数十円から九百円ぐらいのコストがかかるという調べも出ておる状況でありまして、この点は将来の問題としてなお慎重に対策を考えて参りたいと思つております。
○永井委員 われわれが産金問題を重視して論議いたしますことは、日本の現在の経済構造が平和産業へ指向するか、戦時体制へ切りかえられて行くか、こういう事柄に対する一つの露頭としての産金事業に対する政府の腰の入れ方というものをわれわれは考えまして重視しておるのであります。
その意味において、日本の鉱山鉱業政策の全般について私は聞きたいのですけれども、本日は産金事業になつておりますから、それに関連して産金についてお伺いいたします。通産省は国内産金事業を育成、保護助長するのか、それとも外国市場との競争でつぶれてもいいのかどうかという基本的な政策があればひとつ明らかにされたい。
しかし具体的な方途はまだ示されていないのでありますが、産金事業を奨励し、増産しなければならぬという方向は示されたわけであります。その後実際に、産金事業は現在瀕死の重症にある。
○古池信三君 先般の本委員会におきまして、産金事業の育成と申しますか、これを助成して行く意味合において討議が重ねられたのでありまするが、その際の議論の経過に鑑みますると、一グラム当り現在四百円程度の値段では産金業者としては引き合わない、これを値上げできるようにして欲しいというような要望があつたのであります。
しいとの請願であり、請願第六百二十六号、鉱毒対策費国庫助成に関する請願は、岩手県の松尾鉱山において鉱毒水の地下水化による完全処理を実施するため、鉱毒対策費の国庫負担を要望し、請願第七百八十三号、高知県伊野町製紙工場排液の被害防除に関する請願は、高知県伊野町所在の製紙工場の排液が下流農村に被害を與えているから、その実情を調査し対策を確立して欲しいとの趣旨であり、請願第千二百十号、産金奨励に関する請願は、産金事業
産金事業に何十万の失業者を廻して失業救済をするという見地からしても、私は本原案の金額が余りに僅少なので反対いたします。私は百億にこれを増大いたしまして大いに能率を上げる、百億あれば三十五トンの金が全部買えるのでありまして、その修正意見を出しまして本案に私は反対いたします。
それから二十二年がやや上りまして二トン五十五、二十三年の一ヶ年間に三十五トン、こういう状態でありまして、これを戰前の最も盛んな時代に比べますと、小川さんのおつしやる通り極めて低い率でありますが、政府におきましては、只今御審議願つております、金資金の繰入れの関係以外におきまして、これは予算的措置ではございませんが、商工省と連絡いたしまして、産金事業を大いに振興したいという考えを以ちまして、目下國家資金計画
○小川友三君 関連していますから……、あなたは産金事業を知らないのでしよう。知らないから取敢ずあなたの分つた範囲内の御答弁をして頂いたものと思います。そういう答弁では不満足でありまして、インフレの原因が、金が少いというために物が外國から買えないからインフレが上昇して今日まで来たのであります。
そうした産金事業に対して、非常にスローモーションであるということ事実に対しまして、政府は今度これだけの予算を出せば、戰前に対する何十パーセントとの産金をすることが、産金事業家から金を買上げることができるなら、産金事業のパーセントは、この場合何パーセントであるかということを先ずお伺い申上げます。
さらに今後の資金の見通しにつきましては、ただいまお話のございましたように、遠からず一本為替がきまりますと、金が國際決済手段として非常に重要性を持つて参ります関係もございまして、政府としてはこの機会に一層金の増産をはかりたいという考えを持ちまして、商工省等と打合せまして、できますならば昭和二十四閣度の國家資金計画におきましても、産金事業に対する資金の割当等が相当できますように努力しておりまして、これは
○林(大)委員 それでは次に、一本為替のための國内的の平衡資金的な準備としては、産金事業に対する対策が当然考えられるであらうと思いますが、現在における日本の金の生産状態、並びにこれに対する一本為替とからみ合せての金の産額についてのお見通しなどを承りたいのであります。
産金事業は昭和十七八年におきましては一年間に二十三トン乃至二十五トンの金が生産をせられておつたのであります。敗戰後僅かにそれが一割前後の生産しか復興していない。
しかし國際經濟の仲間入りをいたしまして、そしてこの日本の平和的發展ということを念願いたし、これを實現をいたしますには、やはり産金事業というものは非常に重要だと考えるのでございます。それで私どもは諸般の産業の復興というものなどとにらみ合せまして、いずれ總合的に産金事業の振興ということは十分力を入れてまいりたい、かように考える次第であります。